時のかなたの恋人

タイトル：　時のかなたの恋人
著者名：　ジュード・デヴロー
出版社：　新潮文庫　\939

少し上に記入した「古書店アゼリアの死体」の著者が推薦していた本。面白い。久しぶりにこの手のにはまった感じ。長い話ですしね。ハーレクイーン系＋ＳＦ＋民俗史？
イギリスを旅行中に置き去りにされた自立していない不幸なアメリカ女性が、助けを求めたらあらわれたのが400年前の騎士、という始まり。途中から最後どう終えるか分かるんだけれど、そして当たってしまったけれど、それでも、終わって欲しくない、このまま、この二つの世界のはざまに漂っていたいと、旅行中読みたい、読むと終わってしまうのジレンマ。これは、みかちさん、読んでないなら、おすすめ。ちゃんとhappy　endingですし。